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そのまま使用する

握手する男女

最近、居抜きという言葉を目にすることが多くなりました。居抜きとは店舗などで使用する建物に、いすやテーブル、冷蔵庫などがすでに備わっているテナントのことを言います。 これは、そのテナントでかつてお店を開いていた人が設備や備品などをそのままにして店を閉めて出て行ったことで、新しい賃借人が建物を借りるとそのまま設備や備品が一緒に付いてくるというものです。 これは、新しく賃借人になる人にとって好都合になるか不都合になるかが変わってきます。 例えば、前の店主が居酒屋を開いていた場合、新しい賃借人が居酒屋を開くときには初期費用を大幅に削減できるというメリットがあります。また、設備や機器類がすでにそろっているため短期間で開店できるというメリットもあります。

当然デメリットもあります。居抜きの物件は、全く違う業種では対応することができないということです。居酒屋だったところに美容院が新しくオープンする場合などは逆にお金がかかってしまいます。 ただ、全く違う業種ではなく、いくらかは共通点がある業種同士では、応用ができます。 このように居抜きが広まった背景には、エコロジーの考え方や少額予算で店を営む人が増えていることが挙げられます。 使える設備はまだ使い続け、わざわざ新しいものを購入することをしないのは、日本人の価値観に変化が訪れたとも言えます。従来の日本人の価値観は、使えるものでも人が使ったものは使いたくないという考え方でしたが、使えるものは壊れるまで使おうという価値観はこれから将来にも大きく役立つでしょう。